こんにちは。
雨の日にストロボを使って写真を撮るといい感じに雨粒が写真に写ると聞いて、どうしても試したくなったので早速撮ってきました。
どんな感じに撮れるのかというと、こんな感じに撮れます。
完全に自画自賛になるんですが、めっちゃかっこいい写真が撮れます。
今日はこの写真の撮り方とかを書いていこうと思います。
撮り方
撮り方は超簡単で、モデルさんの後ろにストロボを置いて撮影時にフル発光させるだけ。
絵で描くとこんな感じ。
モデルさんとストロボの距離は大体2mくらい。
実際に撮影しながら調整してください。
モデルさんとカメラの距離はレンズの画角などによるので、適宜移動しながら色々試してみてください。
私は今回はセンサーサイズAPSCのカメラで35mm(換算56mm相当)で撮影しています。
大体2m~5mくらいの距離で撮影しました。
あと注意しなければいけないのは、撮影する際には必ずストロボをモデルさんで完全に隠すようにすることです。
隠すのに失敗するとこんな感じの写真になります。
フレアとかが盛大で残念な感じに。
ストロボのガイドナンバー
ストロボの発光量が少ないと雨があまり写りません。
私は今回ガイドナンバー60のストロボを使用しました。
ガイドナンバー60だと暗いときは十分ですが、日中は写る雨粒の量がやや少ないかなと感じました。
撮る時間帯
基本的には暗い時間の方が雨は綺麗に写ります。
明るい時間に撮影すると雨粒があまり写りません。
暗い時間に撮った写真がこちら。
小雨だったんですが、めっちゃ雨が降ってるように見えます。
明るい時間に撮った写真がこちら。
明るい時間に撮ると雨粒が目立たなくなります。
あと背景が普通に写り込むようになるので、お洒落な背景を探さないといけない。
雨粒とモデルさんの顔を両方写す方法
雨粒を沢山映しつつ、モデルさんの顔を写したい場合は幾つかのやり方があります。
1. ストロボを2つ使う
ストロボを2つ使って前からもモデルさんを照らすのが一番簡単です。
ただし、ストロボが2つ必要で財布にやさしくない。
2. 壁に光を反射させる
カメラマンが大きな壁の前に立って撮影したら、その壁にストロボの光が反射していい感じにモデルさんを照らしてくれます。
絵で描くとこんな感じ。
壁がある場所、かつ開けた場所というのがあればこれは結構おすすめ。
開けた場所で撮らないと背景がうるさくなります。
でも綺麗な背景ならばそれもよし。
3. 日の出の時間、日の入りの時間帯に撮る
薄暗い時間に撮ると顔も雨粒もいい感じに写ります。
4. モデルさんに傘を持たせる
モデルさんに傘を持たせるとめっちゃいい感じの写真撮れます。
傘に光が反射するので、モデルさんの顔も綺麗に写るし傘もめっちゃ光って見えるので神秘的な雰囲気になります。
こんな感じ。
う~ん今見たら大して顔写ってなかった。
でもシャレオツに撮れてるからOK。
5. 寄る
個人的にはこれが一番お手軽でおすすめ。
数ある中で一番簡単です。
モデルさんに近づけばある程度モデルさんの顔が映ります。
こんな感じ。
モデルさんに寄るだけでいい感じに顔が映りました。
それでも暗ければあとは簡単な編集で何とかなるレベルです。
6. めっちゃ雨が強い日に撮る
強い雨さえ降ればこれも簡単。
このエントリの写真はすべて傘が必要ないくらいの小雨の日に撮っているんですが、雨の量が増えれば増えるほど写真に写る雨粒も多くなります。
ただしめっちゃ濡れます。
カメラの設定など
絞りは常に開放です。
私は今回の写真はすべてF2で撮影しました。
シャッタースピードは明るさやストロボの光によって変わる気がしますが、私はガイドナンバー60のストロボでシャッタースピード1/180~1/250で撮りました。
シャッタースピードが短ければ短くなるほど雨粒が止まって写ります。
暗い中撮影してる上に、シャッタースピードも短いのでISO感度はある程度高めにしないと雨粒が写りません。
私は1600固定で撮影しています。
その他のコツ
周りに明るいものがない開けた場所で撮影するのがいいです。
シンプルな写真でもめっちゃかっこよく撮れます。
でも背景お洒落な場所ならそれでもいいと思います。
あと、いきなり人で試すと失敗した時が怖いので最初はもので試してある程度コツをつかんでから人を撮影するのがおすすめです。
カメラを雨から守る工夫も忘れずに。
まとめ
このエントリで言いたいことは簡単です。
雨の日の撮影、簡単なうえにめっちゃ楽しいからみんな試してみてね!
ポートレート以外にもこのテクニックは使えますので、良かったら色々試してみてください。
紫陽花を撮った時の記事も書いてみました。
良かったらこちらも見てみてください。
おわり。