こんにちは。
2019年12月27日の深夜から2020年1月6日までのあいだ、韓国旅行に行ってきました。
ソウルとプサンで色々なところに行ったので、韓国旅行で行った場所とそこで撮った写真を載せていきます。
今回は3日目に行った場所を書きます。
2日目の記事はこちら。
ダイジェスト動画
韓国旅行3日目のダイジェスト動画はこちら。
行った場所
行った場所は以下の通りです。
・水原華城(Suwon Hwaseong Fortress)
・八達寺(Paldalsa)
・池洞市場(Chidongshijang)
・華城行宮(Hwaseong Fortress)
・水原市周辺(Around Suwon)
・江南周辺(Around Gangnam)
水原華城(Suwon Hwaseong Fortress)
水原華城(Suwon Hwaseong Fortress)は水原市にある世界遺産です。
ソウルからはバスを乗り継いで大体1時間程度で行くことができます。
電車で行くこともできるみたいです。
長安門(Janganmun Gate)
水原華城には見どころが数多くありますが、まず行ったのは長安門(Janganmun Gate)です。
バス停から一番近いところにあったので水原華城の観光はここからスタートしました。
水原華城は城壁沿いに観光するのが一般的なコースですが、水原華城の城壁には東西南北にそれぞれ大きな門があり、長安門がそのうちのひとつで城壁の北にあります。
長安門は朝鮮戦争の時に消失してしまい、今あるのは再建されたものです。
舗楼
舗楼は城壁沿いにいくつかある建物で、見張り台や待機所として使用されていた場所です。
壁の数か所には穴が開いていて、外を確認したり敵を攻撃したりできるようになっています。
壁の模様がかなり特徴的です。
華西門(Hwaseomun Gate)
華西門は城壁に4つある門のうちのひとつで、城壁の西側にあります。
この門は1795年に立てられてから現在まで消失することなく、保存されてきたものです。
再建された長安門に比べると色あせているので歴史を感じますが、かなり大事にされてきたのか状態はかなり良いです。
角楼
角楼は比較的高い所に建てられ、周囲の監視や兵士の休息などに使用されていた建物です。
1階部分と2階部分に分かれていているものもあります。
その場合、1階部分が休息部屋、2階部分が監視に使われていたみたいです。
砲楼
砲楼は城壁に5か所存在していて、城壁を一部外に突出させて作られています。
ここは城壁の外にいる敵を攻撃するための場所だったようです。
敵を攻撃できるよう、壁には無数の穴が開いています。
将台
将台は軍事指揮本部だったようです。
全体の様子を見ながら指揮ができるように高い位置に建てられています。
水原華城には東西の2か所の将台があり、西の将台は八達山の頂上にあります。
弩台
弩台は写真の右側にある石造りの建物で、矢を射ったり、味方に線京都伝えたりするための場所です。
考園の鐘
考園の鐘は考の精神を広め、家族の健康と国の平和を祈願するために作られた鐘です。
1000ウォン払えば突くことができます。
3回鳴らすことができますが、1回鳴らすごとに祈願することが異なるようです。
1回目は親から受けた恩を思い、孝行について祈願します。
2回目は家族の健康と和合を祈願します。
3回目は己の発展と念願成就を祈願します。
雉
雉は城壁の至る所にあります。
城壁の一部が外側に飛び出しており、壁の中から外の敵を攻撃することができます。
壁には攻撃するための穴が開いています。
暗門と舗舎
暗門は城郭の数か所にある門で、食料や武器を城壁内に搬入するための通路です。
地形などを考慮して見つかりにくい場所に建っていたり、見つかりにくい構造になっていたりするようです。
舗舎は暗門の上に建てられた建造物のことで、城壁の外からの胸囲を城壁内の人に伝えるためのものです。
伝達手段には旗や大砲が使用されたそうです。
八達門(Paldalmun Gate)
八達門は水原華城の南の正門として作られた門です。
八達門に続く城壁は今では残っておらず、八達門だけが道路の真ん中に保存されています。
ソウルにある南大門よりも大きいそうです。
私は長安門をから水原華城を回りましたが、八達門から回るコースがメジャーらしいです。
蒼竜門(Changryongmun Gate)
蒼竜門は城壁に4つある門のうちのひとつで、城壁の東側にあります。
華西門は建設されてから今まで焼失を免れてきましたが、こちらは1795年に建設された後、一時焼失して1976年に復元されました。
建築様式は華西門と同じだそうです。
東北空心敦
東北空心敦は敵を視察しつつ攻撃できるように作られた建物です。
中には入れませんが、窓から中を覗くことはできます。
中は螺旋状になっているため、「さざえ閣」と呼ばれることもあるようです。
韓国国内でも水原華城にしか見られない特殊な建築物だそうです。
訪花随柳亭
訪花随柳亭はもともと角楼の一つでしたが、ここから見る景観が美しいため立派な名前が付けられました。
訪花随柳亭は他の角楼と比べると特殊な形をしていて、360度どこから見ても同じ形にはならないそうです。
華虹門(北水門)
水原華城には南北に水原川が流れていますが、城と接する二個所に水門が設置されました。
こちらは北の水門で、水門の上には小屋が建っています。
この華虹門は水原華城で最も美しい場所と言われているらしいです。
私が行ったときは川の水量が少なかったんですが、季節によっては水量が多いらしい。
7つのアーチがあることから華虹門と名づけられました。
南水門跡
1796年に作られた水門。
こちらも昔は華虹門と同じく橋の上に部屋がありそうですが、こちらは残念ながら中を見ることはできませんでした。
華虹門は水門のアーチが7つでしたが、こちらは9つあります。
池洞市場(Chidongshijang)に行く途中に通りました。
その他
水原華城まとめ
このように、水原華城は大変広くて見どころもかなり多いです。
城郭は全長約6kmもあり、観光するなら1日がかりになります。
半日で回れるコースもありますが、見れる部分もそれなりに削られちゃうのでどうせ行くなら1日かけて回るコースがお勧めです。
水原華城の場所はこちら。
まとめ
水原華城だけでかなり多くなってしまったので、いったんここで区切ります。
水原華城を回る間にもいろいろ寄り道したりしているので、それらは後半の記事に書きます。
水原華城はかなり広くて、見どころも沢山あります。
水原華城までの移動時間も、ソウル市街からバスで1時間程度かかるので1日かけて観光するのがお勧めです。
3日目後半の記事はこちら。
おわり。