こんにちは。
最近ずっと雨続きで写真を全然撮れていません。
6月は雨だったり用事があったり眠かったりで、全然写真を撮りに行くことができませんでした。
今年は一度も紫陽花を撮っていなかったのでこれはやばいと思って慌てて近所の紫陽花を撮ってきました。
紫陽花と雨粒を撮る
タイトルの通り、今回は紫陽花と雨粒を一緒に撮ってみました。
撮った写真がこちら。
雨がそんなに強くなかったので雨粒が綺麗に写るか心配だったんですが、綺麗に撮ることができました。
雨粒を撮る方法
この雨粒ですが、普通にシャッターを切るだけでは写真に写りません。
雨粒を写す方法を簡単に説明します。
基本的な撮影方法は以下のエントリで書いた通りです。
必要な道具
雨粒を写すにはリモート発光できるストロボが必要です。
できるだけ光量が大きいものが望ましいです。
ストロボの光量はGN(ガイドナンバー)の数字で表されます。この数字が大きければ大きいほど強く発行します。
今回の撮影方法
雨粒を写すには、ストロボを使って逆光を作り出します。
今回は被写体(紫陽花)でストロボを隠すのが不可能だったので、以下のように撮りました。
ここで大事なポイントは、ストロボを画角の外に出しつつ逆光を作ることです。
画面の中に含めてしまった場合、ストロボ周辺が真っ白になってしまい綺麗な写真になりません。
ストロボを画角の外に置いても角度や光の強さによってはフレアが凄いことになるので撮影しながら調整してください。
ストロボをリモート発光させるには
まずストロボがリモート発光に対応していることが必須です。
リモート発光には以下のような方法があります。
・スレーブ発光
・有線で発光
・電波で発光
スレーブ発行はカメラについてるストロボを光らせて、その光をトリガにリモートのストロボを発光させる方法です。
有線はカメラとリモートのストロボを物理的な線で繋いでシャッターのタイミングで発光させる方法です。
電波で発光は、シャッターのタイミングで電波を発してリモートのストロボを発光させる方法です。
電波で発光させる方法がおすすめです。
電波で発光させる場合はストロボに加えて電波を出すためのコマンダーが必要になります。
私が今回使ったストロボはGODOXのTT685、コマンダーは同じくGODOXのX1Tです。
GODOXは純正よりもはるかに安くて高性能なストロボなので超おすすめです。
撮影時の設定やレンズなど
カメラは富士フイルムのX-T10、レンズはsamyangの85mm f 1.4を使いました。
中望遠を使ったのは、雨粒を大きくぼかして写したかったからです。
カメラ側の設定
カメラの設定は以下の通りです。
シャッタースピード:1/180sec
ISO感度:800
私は上記の設定で固定していましたが、色々試しながら変えてください。
レンズの絞り
レンズは常に開放のf 1.4で撮影しました。
雨粒を大きくぼかして写すためです。
その他
雨粒なしの写真も撮ったので載せておきます。
これはこれで結構いい感じに撮れたと思います。
感想とまとめ
暗い中ピントを合わせるのは超大変でした。
また、雨の中の撮影はカメラとレンズの保護に超気を遣います。
でも楽しいのでまた撮りたい。
雨を写すの超楽しいので、気になった方は是非やってみてください。
レンズ買うよりストロボ買う方が安いし表現の幅が広がります。
道具さえあれば簡単に撮れるしおすすめです。
あと、過去に私が行ったことのある紫陽花スポットをまとめた記事があるので、よければこちらも見てみてください。
おわり。