こんにちは。
2018年の年末から2019年の年始にかけてカンボジアとベトナムに旅行してきました。
カンボジアもベトナムも沢山の場所を訪れて沢山の写真を撮りました。
今回はベトナムで撮った写真と、撮った場所を載せていきます。
3日目の記事はこちら。
福建会館(Assembly Hall of the Fujian Chinese Congregation)
ホイアンは昔から中国との交流が盛んだったため、中国の文化も色濃く反映されています。
福建会館はホイアンにいる華僑の集会所でした。
昔は船での貿易や交流が主だったので、航海安全の神である天后聖母が祀られています。
華僑の寺院らしく外も中も装飾がカラフルで派手です。
中には海賊のような風貌の人形なども。
福建会館の場所はこちら。
ホイアン市場(Hoi An Market)
ホイアン市場は、世界遺産歴史保護地区内にあるローカルマーケットです。
観光地から凄く近いので観光客も多少いましたが、お客さんの大半は現地の方々でした。
市場内にはベトナムの国旗が大量にかけられていたりホイアンっぽく壁が黄色で塗られていたりするので、異国情緒に溢れています。
色々な市場に行きましたが、ホイアン市場は他と比べても特徴的でした。
ホイアン市場の場所はこちら。
關公廟(Quan Cong Mieu)
關公廟はホイアン市場のすぐ近くにある廟で、勝負と商売の神様である関羽が祀られています。
関羽は三国志でも知られています。
赤色を基調に、金色の装飾が施されており非常に派手です。
關公廟の場所はこちら。
明郷華先堂
こちらも華僑の集会所です。
ここも福建会館と同様に、航海安全の神である天后聖母が祀られているようです。
ホイアン市場や潮州会館の近くにあったので寄りましたが、どうやらここはホイアンの中でもマイナーなスポットみたいです。
明郷華先堂の場所はこちら。
海南会館(Assembly Hall of the Hainan Chinese Congregation)
福建会館や同様、こちらも華僑の集会所です。
海南会館は瓊府会館(けいふかいかん)とも呼ばれます。
昔、ホイアンの近くの海で海賊と間違われて殺害された海南省出身の商人たちの慰霊が祀られているみたいです。
ここは以前無料で見学することができたみたいですが、2016年からは観光チケットが必要になりました。
海南会館の場所はこちら。
潮州会館(Assembly Hall of the Chaozhou Chinese Congregation)
福建会館や海南会館と同じく、華僑の集会所です。
ホイアンは港町なので、漁に出る時や船での交易などが盛んなので、ここには伏波神(波と風の神)が祀られています。
福建会館や海南会館より規模は小さめですが、充分楽しめます。
潮州会館の場所はこちら。
中華会館(Chinese All-Community Assembly Hall)
福建会館や潮州会館、海南会館はそれぞれ福建省や海南省出身の華僑の集会所ですが、この中華会館は出身によらず全ての華僑が使用する場所です。
ここにも福建会館や明郷華先堂同様、天后聖母が祀られています。
他の会館はホイアンっぽく黄色い壁だったり、中華っぽく赤基調だったりするんですがここは青基調でした。
他の会館とは少し違った雰囲気が楽しめます。
中華会館の場所はこちら。
クアンタンの家(Quan Thang Ancient House)
ホイアン市街には華僑系の会館以外にも、300年前に建てられた家が見どころになっています。
中を見学できる古い家はいくつかあるんですが、我々が最初に見学したのはクアンタンの家です。
クアンタンの家は廣勝家とも表記されます。
英語だとQuan Thang Ancient Houseですが、Old House of Quan Thangとも表記されます。
黒基調の壁で中の雰囲気は超かっこいいです。
このクアンタンの家、観光地として見学できますが今でもクアンタンさんの子孫が生活しています。
そのため、見学できるのは1階部分だけです。
2階部分がクアンタンさんの子孫の居住スペースになっているようです。
クアンタンの家の場所はこちら。
タンキーの家(Tan Key Ancient House)
クアンタンの家に引き続き、昔の民家です。
タンキーの家は進記家とも表記されます。
英語ではTan Key Ancient HouseまたはOld House of Tan Kyeです。
ホイアンの古民家ではこのタンキーの家が一番有名かもしれません。
クアンタンの家と比べて有名なので観光客もそれなりにいました。
タンキーの家の場所はこちら。
ダクアンの家(Duc An Ancient House)
引き続き古民家の観光です。
ダクアンさんは英字表記だとDuc Anさんなんですが、ここはマイナーなのか日本語の読み方を調べてもあまり出てきません。
たぶんダクアンさんで合っているはず。
ダクアンの家は徳庵家と表記されることもあります。
ここは他の観光スポットと比べて人が少なくてゆっくり見れたので結構おすすめです。
ダクアンの家の場所はこちら。
廣肇会館(Hoi Quan Quang Dong)
ここも華僑の集会所です。
天井から沢山ぶら下がっている円錐型のお線香がかっこいい。
ここは他の会館よりも広い庭園がついていて、その中でもひときわ目立つのが写真の九頭竜です。
庭園の他の部分も中華テイストが満載で楽しめます。
廣肇会館の場所はこちら。
日本橋(Japanese Covered Bridge)
ベトナム紙幣にも印刷されていて、ホイアンのシンボルとなっているのがこの日本橋です。
正式名称は来遠橋で、日本人橋ということもあるようです。
これは昔ホイアンに住んでいた日本人が建てた橋だそうです。
橋の中央に寺院が含まれていて、この橋を通るだけでも観光チケットが必要になります。
橋の両端には申と戌の像が祀られていて、これは橋の建設を開始したのが申の年で、建設が完了したのが戌の年だったからだといわれています。
日本橋(来遠橋)の場所はこちら。
フーンフンの家(Phung Hung Ancient House)
引き続き古民家の観光です。
フーンフンの家という何ともいい感じの名前の場所です。
フーンフンの家は馮興家と表記されることもあります。
ここは珍しく二階に上がることができます。
特に景色が良いわけではありませんが、日本橋のすぐ横にあるので2階のテラスからは日本橋を見ることができます。
フーンフンの家の場所はこちら。
その他
宿泊したホテルの朝食で食べたカオラウです。
カオラウは日本の伊勢うどんがルーツになっている麺料理で、見た目はうどんそのものです。
昔から日本と交流があったホイアンですが、日本起源の料理がこのように定着しているのは少し嬉しくなります。
日本の伊勢うどんよりも麺にコシがあり、味付けも異なります。
このカオラウの麺はホイアンの井戸水でしか作ることができないそうなので、ベトナム国内でも食べられるのはホイアンだけです。
ホイアンでは観光施設に入るのにはチケットが必要で、観光するにはあらかじめ5枚綴りのチケットを購入しておく必要があります。
チケットは街中に複数か所あるチケット売り場で買うことができます。観光施設では購入できないので注意しましょう。
店員にホイアンの名物だよ!って言われたので飲んでみた何か。
調べても全く情報が出てきませんが、美味しかったです。
ホイアンはランタンが沢山ある大通りの雰囲気もいいですが、路地裏も熱いです。
黄色い壁と石畳の道が良い味出しています。
まとめ
この日は結構多くの箇所を回ったので前半と後半で記事を分けます。
ホイアンは町全体が世界遺産に登録されていますが、町はそこまで大きく無く、それぞれの観光スポットも近いのでサクサク回ることができます。
この日の後半の記事はこちら。
おわり。