こんにちは。
2020年8月7日の深夜から2020年8月16日までのあいだ、和歌山旅行に行ってきました。
紀伊半島を一周して色々なところに行ったので、和歌山旅行で行った場所とそこで撮った写真を載せていきます。
今回は9日目に行った場所を書きます。
8日目の記事はこちら。
amistad06-a.hatenablog.comamistad06-a.hatenablog.com
ダイジェスト動画
和歌山旅行9日目のダイジェスト動画はこちら。
行った場所
行った場所は以下の通りです。
・湯の峰温泉 つぼ湯
・湯の峰温泉 公衆浴場
・湯の峰温泉周辺
・熊野本宮旧社地 大斎原
・熊野本宮大社
・果無集落
・果無 めん滝
・野猿
・ドライブイン長谷川
・谷瀬の吊り橋
・奥之院
湯の峰温泉 つぼ湯
湯の峰温泉はなんと1800年の歴史を持つ温泉街です。
その湯の峰温泉街の中にあるこの「つぼ湯」は、日本最古の共同浴場と言われています。
つぼ湯は一日に7回お湯の色が変化すると言われていて、私が行ったときは薄い乳白色でした。
色々な方の写真を見たりすると、濃い乳白色の時もあるみたいです。
つぼ湯はなんと「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。
世界で唯一、入浴することのできる世界遺産です。
かなり有名で混雑することが多いので、早朝6時ごろに行ったんですがなんとそれでも5番目でした。
恐るべし。
行くなら絶対に早朝にしましょう。
湯の峰温泉 つぼ湯の場所はこちら。
湯の峰温泉 公衆浴場
湯の峰温泉 公衆浴場「浴槽内へクオノを浸けないでください」
つぼ湯のすぐそばには湯の峰温の公衆浴場があります。
この公衆浴場もつぼ湯ほどではないですが、かなり年季が入っています。
そろそろ建物も限界だそうで、何と私が行った翌々日から休業して建て替えとなっています。
建て替え期間は約2年で、2022年の春ごろまでかかる見込みだそう。
最後の最後に建て替え前の公衆浴場に入れて本当に良かった。
公衆浴場には2種類の湯があり、ひとつは高温で湧き出る天然温泉に加水して水温を適温まで下げたもの、もうひとつは高温で湧き出る天然温泉を加水無しで冷まして水温を適温まで下げたものです。
加水無しの方は「くすり湯」と呼ばれています。
どちらもいいお湯ですが、やはり何となく加水がないくすり湯の方が好きです。
湯の峰温泉 公衆浴場の場所はこちら。
湯の峰温泉周辺
湯の峰温泉の温泉街はこじんまりとしていますが、こじんまりとした中にいくつか見どころがあります。
つぼ湯や公衆浴場のすぐ目の前にある東光寺は、湯の峰温泉の湯の花が自然に積もって薬師如来の形となったものをご本尊として祀っているそうです。
残念ながらその薬師如来は見れませんでしたが、1月8日に行けば見れるらしい。
また、温泉街の中には湯筒と言われる温泉が湧いている場所があります。
ここに生卵や野菜を入れて、温泉卵にしたり温野菜にして食べることも湯の峰温泉の楽しみ方の一つです。
我々も近くの売店で生卵を購入し、ゆで卵にして食べました。
何となくいつもの温泉卵よりおいしい気がしました。
あと、湯の峰温泉は熊野古道の中にある温泉街です。
なので、熊野古道を見ることもできます。
熊野本宮旧社地 大斎原
大斎原は「おおゆのはら」と読みます。
大斎原は、熊野本宮大社に祭られている「家津美御子大神(スサノオノミコト)」が降臨した地で、以前はここに熊野本宮大社がありました。
しかし、1889年の大水害で社殿の多くが流されてしまったため、生き残った社殿を今の熊野本宮大社の場所に移設したそうです。
ここ大斎原の特徴は何といっても大きな鳥居です。
この鳥居は日本で一番大きな鳥居として知られています。
日本一大きな鳥居は見ごたえも抜群です。
もともと神が降臨した地なので、パワースポットとしても知られています。
中に入ってみると、かなり大きな広場があるので水害の前は非常に大きな神社だったことが分かります。
ここも「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。
熊野本宮旧社地 大斎原の場所はこちら。
熊野本宮大社
熊野本宮大社は、大斎原に降臨した「家津美御子大神(スサノオノミコト)」を祀る神社です。
ここも「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。
熊野速玉大社、熊野那智大社とここ熊野本宮大社を合わせて熊野三山と呼ばれています。
熊野本宮大社の境内の中に八咫烏ポストなどがありますが、八咫烏は家津美御子大神(スサノオノミコト)の遣いとされており、八咫烏も信仰の対象として祀られています。
日本サッカー協会のマークも八咫烏なので、サッカー選手やサッカー関係者も必勝近眼に訪れることが多いそうです。
1889年の大水害で大斎原からここに移設されましたが、移設される前はなんと今の8倍の規模の神社だったそう。
熊野本宮大社の場所はこちら。
奈良県に寄り道
和歌山旅行ですが、新宮市から和歌山市に戻る途中で奈良県の観光地もいくつか回ったので奈良県の観光地は別の記事にしました。
奈良県の観光地はこちら。
奥之院
奥之院は弘法大師の霊廟がある場所です。
入り口から弘法大師の霊廟がある場所まで約2kmの参道があり、20万を超えるお墓が並んでいます。
普通の(多分お金持ちの)ご家庭のお墓やもありますが、中にはユニークな企業のお墓や、歴史に名を残している偉人のお墓なども多くあります。
偉人のお墓の中には豊臣家のお墓や、織田信長のお墓も。
また、敷地内には霊廟やお墓だけでなく、お化粧地蔵やおもかる石などもあります。
お化粧に化粧をすると美容のご利益があるそうです。
樹齢千年にも及ぶ巨大な杉並木の中にずらりとならぶお墓が何とも言えない厳かな空気を出している場所でした。
夜になると灯篭とかも光るので、夜にもいつか行ってみたい。
奥之院を出た後は和歌山市まで行き、町の定食屋さんで夜ご飯を食べて早めに就寝しました。
奥之院の場所はこちら。
その他
熊野本宮旧社地 大斎原の近くで食べたうすかわまんじゅう
まとめ
この日は新宮市から和歌山市まで、長距離移動をした日でした。
移動しながらいろいろな所を観光することができましたが、普段あまり運転することのない山道の運転が多かったのでかなり疲れました。
でもこの日は、世界で唯一入浴できる世界遺産である「つぼ湯」や、世界遺産であり熊野三山でもある熊野本宮大社、世界遺産の中にある集落「果無集落」、人力ロープウェイの「野猿」、弘法大師の霊廟がある「奥之院」などかなり魅力のある場所に多く行けました。
この日の観光はこれで終わりです。
次の日がいよいよ最終日です。
10日目の記事はこちら。
おわり。