こんにちは。
いつものようにUbuntuを起動しようとしたらいつまで経っても起き上ってこないので少し対処法を調べてみました。
この記事はUbuntuが起動しなくなってしまったときの私の対処方のメモです。
環境
Windows10のVirtualBox上で仮想的にUbuntuを起動しています。
Windows10
VirtualBox 5.2.8 r121009(Qt5.6.2)
Ubuntu 18.04
起こった事象
boot中、画像の状態から先に進まなくなりました。
画面に出ている情報を見る限り、とくに何もNGになっていないように見えます。
試したこと
1. ログイン
上記の画面で以下のコマンドを入力します。
これでCUIのログインコンソールが起動できるので、ユーザ名とパスワードを入力してログインします。
ログイン画面に入るショートカットキーの組み合わせは環境によって違うかもしれません。
私の環境ではF1でしたが、F2だったりすることもあるようです。
また、GUIでログインしたい人はF7あたりにGUIのログイン画面が割り当てられることが多いみたいです。
2. カーネルのログを見る
以下のコマンドでカーネルが出力したログを見ることができます。
私はカーネルの起動ログを初めて見たので、どこが怪しいのかわからずログから解析することを断念。
エラーっぽいところは見つけましたがそこからは(私は)有益な情報は見つけられませんでした。
3. ディスク容量を見る
実は起動しなくなった原因に心当たりがあったのでディスク容量を見てみました。
AndroidPとAndroid10を両方ビルドしてたんですが、これがかなり容量を食います。
もしかしたらディスク容量がいっぱいなのかな?と思って以下のコマンドでディスク容量を確認しました。
/dev/sda1が100%になっていたので、今回の原因はディスク容量がいっぱいになってしまったことだと確信。
4. ディスク容量の削減
原因が分かったので対処します。
今回はすぐに解決できる原因でした。
本当は消したくありませんでしたが、Ubuntuが起動しないと仕事にならないので仕方なくビルド成果物のディレクトリを削除してディスク容量を空けました。
Androidのビルド環境を2つ以上持ちたいならディスク容量は1TBくらいあった方が良いのかもしれません。
私は500GBで足りませんでした。
5. reboot
以下のコマンドでリブートします。
私の場合、これで無事立ち上がりました。
まとめ
カーネルが起動していればショートカットキーを用いてログイン画面を表示できるみたいです。
dmesgコマンドでカーネルが出力したログを見れます。
ディスク容量が足りないと起動が失敗することがあります。
おわり。